「家事の悩み、お金で解決するのは悪か?」罪悪感を抱いていた3児の母親が便利家電を導入して気づいた、最も“無駄”なこと
家事はマインドシェアを奪う
便利家電を取り入れて、主婦業削減した時に脳のストレージが空いた!! という感覚がありました。そんな時、面白い企画や前向きなインスピレーションが降ってきて、それが仕事に生きるなんていうことまで起きました。その結果、面白い仕事が舞い込んできたこともあって、脳のストレージを空けておく重要性に気づかされたのです。 自分が行き詰まっていたのは、「やらなきゃいけないこと」を考える事でいっぱいいっぱいになっていたからなんですよね。人って実は、「これやらなきゃ、あれやらなきゃ」と常に何かに追われた思考状態の時、ストレスを感じやすいんだとか。そう思うと、育児、仕事、家事全てをこなさねばならない状況というのは「これやらなきゃ、次はあれやらなきゃ」のオンパレードとも言えるかもしれません。
ストレスを甘くみると、後々高くつく
ストレスって、「自分さえ我慢すれば良いんだから」と真面目な人こそ抱え込みがち。でも、限界まで我慢してしまうと実は後々高くついたりします。仕事ができる精神状況じゃなくなったり、体調を崩しまうことだってありますよね。 あなたが今、「毎日タスクが多すぎてイライラする」という状況だとすれば、それは健全な状態ではありません。 例えば子供が小さい間だけでも、 お金を出してでも家電や誰かに頼ると決めるなど、長い目でみた選択が共働きを維持するコツではないかと思うのです。また、仕事に集中できるエネルギーと、家族とコミュニケーションを取れるエネルギーを残しておくことって、後回しにしがちですが、とっても大事なことなんですよね。 家電導入で感じたメリットはもう一つあります。 家族に起きた嬉しい変化とは? 次回、そのお話をしたいと思います。
【Profile】唐仁原けいこ
1980年大阪生まれ。3児の母であり、ワーキングマザー。夫婦で運営する結婚相談所の仲人、セミナーの企画運営、ブログや執筆など活動は多岐に渡る。2020年コロナ禍における全国一斉休校をきっかけに、育児、仕事、家事でキャパオーバーな自分を実感し「主婦業9割削減を目指します」と宣言して、ブログを開設したことで話題になり書籍化。 ”やらなければならない”という思い込みからの解放で、アイディアと工夫を発信しており、子育て世代の女性から共感を得ている。