マドリー戦の久保建英に対する現地メディアの評価は二分!「素晴らしいパフォーマンス」「もっと決定的な役割を果たすべき」
レアル・ソシエダはマドリーに0-2で敗戦
現地時間9月14日に行なわれたラ・リーガ第5節で、レアル・ソシエダはレアル・マドリーに0-2で敗れ、今季早くも3敗目を喫して16位に沈んでいる。 【動画】エムバペを足技でいなす久保建英をチェック! 今季まだ白星がない本拠地レアレ・アレナでの一戦、前半から両チームともにチャンスとピンチを迎えながらも、GKの好守やポストやクロスバーによってゴールを阻まれて迎えた58分、ハンドでアウェーチームにPKを献上し、ヴィニシウス・ジュニオールに先制ゴールを奪われたバスクのチームは、さらに75分にもPKでキリアン・エムバペに加点を許して万事休す。これで、クラブ史において初のホーム開幕3連敗となった。 久保建英は3試合連続での先発出場を果たし、90分間でボールタッチ61回、シュート1回、パス42回(成功35回)、キーパス2回、ドリブル5回(成功1回)、インターセプト1回、ボールロスト2回というスタッツ(データ専門サイト『WhoScored.com』より)を記録。39分に得点機を迎えたが、リュカ・スシッチのシュートのこぼれ球を狙ってアントニオ・リュディガーのブロックに阻まれている。 現地メディアの評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で大多数のチームメイト同様に「1」止まり。前半のソシエダを総括する上で、「2回のポスト直撃のシュートに加え、セルヒオ・ゴメスの最初の試み、久保のシュートをリュディガーがブロックした場面や、ウマル・サディクの不十分なカウンターを考えると、ラ・レアルがこれらの絶好のチャンスを活かせずにリードを奪えなかったという辛い現実を抱えて、前半終了後にロッカールームへ向かったのは明らかだ」と、チームの逸機を強調した。 一方、『as』紙も「1」を付与したが、こちらはハビ・ロペスと並んでチーム最低の厳しい評価。対して、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は久保のプレーを「エネルギッシュ」だったと称え、「日本人選手は古巣相手に素晴らしいパフォーマンスを披露。モチベーションが高く、チャンスがあるたびに、対面するフェルラン・メンディに果敢に挑んだ。外でも内でもチャンスを作り、マドリーにとって脅威となったが、決定的なアシストが欠けた」と綴っている。 続いて、ソシエダの地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「もっと期待されていた。彼はソシエダのスターであり、もっと決定的な役割を果たすべきだ。クロスバーに当たったスチッチへのパス以外にはほとんど見せ場がなく、休むことなく挑んだものの、相手にダメージを与えることはできなかった」とネガティブな記述に終始し、採点もチーム最低タイとなる「4」とした。 最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、及第点の「6」を「チュリウルディン」の背番号14に付与し、「プレーにムラはあったが、とりわけ前半はティボー・クルトワが守るゴールに危険をもたらした。ソシエダが攻撃に力を入れていた時間帯は、その存在が際立っていた」と賛辞を贈っている。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「勝点を獲れたことに感謝しなければ…」 久保建英、自身もチームも低調に終わったヘタフェ戦で反省の弁…現地メディアからは「非常に低調なパフォーマンス」
- 「恥ずかしすぎる!」「TVで放送しない理由が分かった」日本戦、衝撃の0-7大敗に中国人ファンは唖然呆然
- 「明らかに遅れたサッカーをしていた」中国メディア、衝撃大敗の原因を痛烈に指摘!「日本が成長を続けている間に我々は…」
- 「我々が夢見たサッカーを日本が全部やっている」苦戦続きの韓国代表... 母国紙が森保Jに羨望の眼差し「ライバルという表現も無意味なほど差を感じる」
- 「ソシエダで最も試合を動かせる選手」「しっかりと抑えられた」 久保建英、巧みなドリブルで先制ゴールを演出したアラベス戦の現地評価は真っ二つ!