【動画】秋篠宮さま56歳に 眞子さん結婚「本来であれば儀式は行うのがよかった」
THE PAGE(宮内庁提供映像)
秋篠宮さまが11月30日に56歳の誕生日を迎えられた。これに先立って行われた記者会見で、長女の眞子さんと小室圭さんの結婚の際、皇室の儀式が行われない形になったことについて「本来であれば行うのがよかった」と振り返った。眞子さんが診断された複雑性PTSDに影響があったとされる週刊誌報道やインターネット上の書き込みについては「深く人を傷つけるような言葉は許容できるものではありません」と語った。 【動画】秋篠宮さま56歳に(会見全文)深く人を傷つけるような言葉は許容できるものではない
皇室の儀式が「軽いものという印象与えた」
長女の眞子さんと小室さんは10月26日に婚姻届を提出し結婚した。しかし本来なら行われる「納采(のうさい)の儀」「告期(こっき)の儀」「入第(じゅだい)の儀」という3つの皇室の儀式が行われなかった。これについて、秋篠宮さまは「私の判断で行わなかった」と明かした上で、こうした儀式は現在は廃止されている皇室親族令によるものとはいえ、「慣習的に行われているものであり、本来であれば行うのが適当であると考えています」との見解を示された。 秋篠宮さまは、眞子さんの結婚にあたり、感想として「皇室としては類例を見ない結婚となりました。皇室への影響も少なからずありました」とつづったが、どのような影響だったのか問われると、「皇室の儀式というものが非常に軽いものだという印象を与えたということが考えられます」と説明した。 眞子さんの結婚をめぐる論調の中に「公よりも私を優先させた」とするものがあったことについては「彼女は結婚するまでの間、皇族でいる間、公的なものと私的なものの場合には常に公的なものを優先してきている」と理解を示し、今回の結婚が「直接的に『公』と『私』という2つの概念に当てはまるのかというのは、少し疑問に思いました」と述べた。 眞子さんは結婚前に複雑性PTSDと診断されたことが明らかにされた。その原因として、秋篠宮さまは「おそらく週刊誌、それからネット両方の記事にあるのだろう」と指摘。週刊誌については「創作というか、作り話が掲載されていることもあります。一方で、非常に傾聴すべき意見も載っています。そういうものが1つの記事の中に混ざっていることが多々あります」、ネットの書き込みについては「中には確かに相当ひどいことを書いているものもある」と評した。その上で、ネット上の誹謗中傷で傷ついている人や命を落とした人もいると述べ、「つまり深く人を傷つけるような言葉というのは、これは雑誌であれネットであれ、許容できるものではありません」と強調した。