センバツ高校野球 作新学院 選手紹介/4 /栃木
◇50メートル6.0秒の俊足 斎藤健之介三塁手(2年) 50メートル走は6・0秒とチーム屈指の俊足。赤ん坊のころから運動能力が高かったといい、幼少期は水泳と体操を習っていた。昨秋は主に2番打者を任され、県大会では3度、盗塁を決めた。「スピードを生かした守備と攻撃でチームに貢献する」と高い意欲を見せる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 三つ上の兄と一緒に、小学1年から野球を始めた。現在兄は県外で暮らしているが、頻繁に野球や普段の生活について心配するメッセージを送ってくれるという。昨秋の関東大会前には「がんばれ」と、サプライズでバットをプレゼントしてくれた。「いつも気にかけてくれて心強い。甲子園で恩返ししたい」と語る。 「常に一球の大切さを意識して、どんなボールでも取りに行く」。宇都宮市立鬼怒中出身。173センチ、68キロ。【鴨田玲奈】=つづく