864馬力・1100Nmを7速MTで操る狂気! パガーニのワンオフモデル「ウアイラ エピトメ」は真剣な違いのわかる大人のオモチャだ!
グランディ・コンプリカーツィオーニ部門とは
本来、技術的な発明には複雑な設計が要求されるため、ごく限られた数量しか製造できないものがある。高級時計の世界ではそれを「グランデ・コンプリカシオン」と呼ぶが、パガーニ・アウトモビリはこのインスピレーションに敬意を表し、数少ない熟練職人のみが実現できる複雑な技術を搭載した超限定シリーズカーの製作を専門とする部門を設立した。この部門は、コンセプト、形状、要素から素材、色、仕上げに至るまで、無限のカスタマイズを提供する。細部に至るまで、クライアントとの完全な相乗効果によってデザインされ、あらゆる要望を満たし、完全なオーダーメイド作品を創り上げる。 AMWノミカタ 「エピトメ」というモデルネームを調べてみると、「縮図」であるとか「権化」という言葉が出てくる。このワンオフモデルは顧客のオーダーによって作られたワンオフモデルではあるが、顧客のアイデアを具体的な形に変えるために、9カ月かかり、さらにその後10カ月もの時間をかけてさまざまな専門分野のチームとともにデザイン・設計されたという。その名の通りこのモデルはパガーニのブランドを背負ったデザインとテクノロジーと情熱の「縮図」のようなモデルである。 大富豪の悪ふざけと言ったら言葉が過ぎるかも知れないが、真剣な大人の悪ふざけが世の中を変えてきた。このモデルもパガーニの歴史を彩る伝説の1台となることであろう。
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