年末の手控えムードが強まる中、新年に活躍期待の3銘柄
12月23日~27日の東京株式市場は、海外のクリスマス休暇入りや年末年始を控えた投資姿勢後退により手控えムードが強まりそう(写真:show999/PIXTA)
12月20日の東京株式市場は、前日のアメリカ株式市場で、NYダウ平均株価が15ドル高と11日ぶりに小幅反発したことや、外国為替市場で一時、1ドル=157円90銭台と約5カ月ぶりの円安・ドル高水準となったことを受け、日経平均株価は買い先行のスタートとなった。 ただ、その後円安が一服すると、半導体関連銘柄などに売りが出て、後場の全体相場は値を消す展開。終値は前日比111円68銭安の3万8701円90銭で6日続落となった。 来週(12月23日~27日)の東京株式市場は、海外投資家のクリスマス休暇入りや国内機関投資家の年末年始を控えた投資姿勢後退などにより、手控えムードが強まりそうだ。外国為替市場での円安・ドル高機運は株価の下支えとなるものの、個人投資家による年末に向けた換金売りも想定されることから、弱含みで保ち合う展開となりそうだ。来週の日経平均の想定レンジは3万8200~3万9100円とする。
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冨田 康夫