バリ好き歓喜! 本気の「ナシチャンプルー」は大阪にあった
これがインドネシアのポピュラーな定食「ナシチャンプルー」だ!
そんなサテリリットを主役に据えたナシチャンプルー(定食)が完成しました。沖縄のチャンプルーとも同じ「混ぜる」を意味しますが、決してご飯とおかずをぐっちゃぐちゃにするのではありません。おかずをご飯にのっけたり、サンバルを付けたりと、色々合わせながら楽しむものです。
おかずは、鶏もも肉の煮込み、ルンダン(牛肉と金時豆のスマトラ風煮込み)、ラワール(蒸しインゲン豆とバリニーズスパイスの和え物)、アヤムサンバルマタ(鶏ムネ肉とバリ島サンバルの和え物)、茹で卵のブンブーメラのせなど単品メニューをアレンジした6種。
特に緑色の「ラワール」がめちゃくちゃおいしくて、作り方を根掘り葉掘り聞いてしまったほどです。家で絶対再現できないけど(笑)。
猫田さん「ラワールはインゲン豆とホウレンソウをニンニクやショウガ、唐辛子などで和えた料理で、ココナッツのシャキシャキ感がクセになります。ビール下さい!と言いたいのを我慢しました。」
写真右の、添えられたサンバルマタもめちゃ辛&めちゃ旨で、ご飯につけたり肉にのせたりして使い尽くしました。
基本的にインドネシア料理は辛くないのですが、このサンバルマタは青唐辛子が入っていて爽快な辛みがあります。レモングラスの香りも利いているので辛いもの好きならそのまま食べても。
猫田さん「このサンバルマタ(生チリソース)も販売しています! 100g 500円。自宅でインドネシア飲みができますね。」
日本でも食べられる店は少ない伝統料理「ペペスイカン」とは
ランチメニューに「ペペスイカン」とあるので何なのか聞いてみたら、「多分これがある料理店は日本でも少ないね」とのこと。マグロやハマチなどをバナナなどの葉で包み、ハーブと共に蒸し上げたインドネシアの伝統メニューです。
魚の下処理や蒸し上げに時間がかかるので、そんじょそこらのインドネシア料理店ではあまり出していないのだとか。
この日はハマチを使い、例のブンブークニンとともにバナナの葉で包んで網の上で蒸し焼きに。レモングラスの良い香りが立ちのぼります。