【不妊治療の現実】原因の約半数は「男性」に…医師に聞いたリアルな実態|美ST
原因によっては【精子凍結】が有効な場合も
精子凍結保存とは、卵子凍結と同じように採取した精子を凍結して保存する方法。体外受精や人工授精の当日に採精できない場合や、精子の数が少ない場合に、あらかじめできるだけ多くの精子を凍結保存しておき、受精させます。また、病気の治療などの影響で精子にダメージが加わることが分かっている場合に凍結保存しておくと、将来の不妊治療に使用することが可能になります。(画像提供:にしたんARTクリニック=新宿、日本橋など首都圏4院のほか、名古屋、大阪、神戸、博多など全国にART〈生殖補助医療〉クリニックを展開)
お話を伺ったのは…
■グレイス杉山クリニック SHIBUYA院長 岡田有香先生 聖路加国際病院にて不妊治療に携わる。’21年より杉山産婦人科でも不妊治療を学ぶ。卵子凍結とプレコンセプションケアに特化した診療を行う。 2024年『美ST』9月号掲載 イラスト/green K 取材/伊藤恵美