桁違いの金余りは株式相場にとって"万能薬"となるのか
2月22日の日経平均はバブル後の最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせた(終値は前日比836円高の3万9098円と史上最高値)。これはバブルなのか、であればバブル後の危機は来るのか(写真:ブルームバーグ)
バブル相場は常に金余りによって生み出されてきた。そして、そのお金の流れが細ることで崩壊する。それが過去に繰り返されてきたことだ。 今の株式相場は、少なくとも日本に限っていえば、バブルと断定できるほどに割高ではないが、アメリカ株についてはやはりバブル的要素の濃い相場展開とみていいだろう。だが、その相場を支える金余りの度合いは、過去に比べるものがないほどの規模なのである。
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田渕 直也