《ブラジル》県連日本祭り12日から=41県人会が郷土食を提供=親子一緒に各種日本文化体験を=本紙も浴衣体験コーナー開設
親子一緒の活動も充実
「子供の広場」では12歳までの子供を対象に、16種類の活動が用意される。陶器作成や、キャンプ道具の紹介、ナプキン作成、箸の技量を試す豆移し大会、けん玉やヨーヨー、紙芝居などが準備されている。同エリアでは親や保護者が子どもや連れ子と触れ合う体験活動を通じて、来場者の日本文化への興味を喚起することを目的としている。
日系大手企業も出展参加
会場中央の日本大通りには、食品会社サクラ、キッコーマン、ヒノモト、ヒロタなどのブースが並ぶ。ホンダや日産、ヤマハなどの自動車・2輪メーカーなど大手日本企業も勢ぞろいだ。
若手に大人気のポップカルチャー3エリア
会場のメイン入り口がらまっすぐ歩き、日本大通りの向こう側に見えるのが「秋葉スペース」。漫画販売や、拡張現実(AR)ゲームの他にジャストダンスや様々なゲームで遊べる。同エリアでコスプレ大会やJファッションショーなども行われる。県連青年チームにより企画される「FJTAON」エリアでは、50人以上のアーティストによる作品販売が行われる他、カラオケや日本に関するクイズ、100人以上のデジタルコンテンツクリエイターが集まる予定だ。 メインステージの奥にはカードゲーム対戦や交換などが可能なエリアが用意されている。
41県人会が郷土食を提供
中央広場には41県人会が出展し、様々な郷土料理を販売する。県連日本祭りの醍醐味であるご飯類からデザート、飲み物など、美味しいがてんこ盛り。各県のメニューは別表を参照。
中央舞台で大盛り上がり=改札付近でも演目披露
郷土食エリアの後ろに設置されているメインステージでは、3日間にわたってイベントが予定されている。 土曜日の開会式後の午後12時50分に、日本から出演のZenkyuさんが音楽ショーを披露。初日金曜日午後5時半から、暁バンドから鳥山明さんに追悼の意を込め、ドラゴンボールの主題歌を披露する。 岐阜県人会による郡上おどり、鳥取県人会のしゃんしゃん傘踊り、淀江さんこ節、長崎県人会の長崎龍踊りと長崎ばやし、青森県人会による津軽三味線の演奏などの民俗芸能が行われる。様々な武道の演武も実施され、コスプレ大会やミス日系ブラジル、ジュエリー店Julio Okuboによる女性リーダーシップ・アワードも行われる。 会場では太鼓パレードや盆踊りなどの参加型演芸も予定されている。13、14日はストリートダンス披露も行われる。