腸活の効果を最大にする「食パンの食べ方」3選。すべて5分もかからず簡単
食パン×甘栗のスイーツ感覚で腸活
続いては、朝から甘い系も大歓迎! という時におすすめの腸活術です。名付けて「甘栗腸活トースト」(そのまんまですが……笑)。もちろん甘栗は、市販に売っているような、既に剥いてあるタイプで大丈夫ですよ。 腸活や健康におすすめされる甘い系の食材として、さつまいもが有名だと思います。ですが、甘栗も同じくらい、なんならそれ以上に素晴らしい効果があるのです! 甘栗の特徴は、なんといっても栄養バランスの良さ。100g当たりで見てみると(※4) 食物繊維……8.5g マグネシウム……71mg 鉄……2.0mg など、不足しやすいけど、腸内環境のために摂取したい栄養素がすごく豊富です。栄養価が高いさつまいもと比較しても、それぞれ倍以上入っています。
甘栗は栄養価が高いだけじゃない!
ここまで甘栗を褒めちぎっていると、さつまいもに嫉妬されそうですが……さらにスゴい効果があるのです。30代と40代の女性を対象に、甘栗を2週間摂取した時の腸内環境の変化を観察した研究があります(※5)。 その結果「便秘が改善され、便通が増加」「腸内細菌が作り出す腐敗物質の減少」などの効果が確認されました。甘いものを美味しく食べながら、これらの効果があるのは魅力的ですよね! アレンジ法も簡単ですよ。「甘栗約50g」をマッシャーなどで潰し、「豆乳か牛乳30ml」と「蜂蜜大さじ1」を混ぜたら30秒ほどレンチンし、甘栗ペーストの完成。あとはトーストした食パンに塗るだけです!
食パン×塩こん×とろとろ卵で腸活
最後の食べ方は、塩昆布と卵を使います。これは食パンに限った話ではないですが、朝食は栄養が偏りやすいのが難点! たとえば、極端な例ですが 食パンにジャム→糖質と少しの脂質 おにぎりだけ→糖質と少しのタンパク質 フルーツだけ→糖質とミネラル このような食事だと、全て糖質は摂取できそうです。しかし、3大栄養素には、糖質の他に「タンパク質」と「脂質」がありますよね。脂質は、昼食や夕食で摂取しやすいものですが、タンパク質は朝からしっかり取り入れたいところ。 卵は、コスパで考えても、タンパク質の質で考えても、最高の食材の1つです! タンパク質の質を評価したところ、なんと卵は第一位に輝いています。