阪神・村上 金パワーにあやかる!五輪レスリング金の鏡優翔がファーストピッチ登場「流れをもらいたい」
4日・中日戦に先発予定の阪神・村上頌樹投手(26)が2日、甲子園で投手指名練習に参加。金メダルパワーにあやかり好投することを誓った。 3日のファーストピッチセレモニーに登場するパリ五輪レスリング女子76キロ級金メダリストの鏡優翔は東洋大の後輩。「ストライクが入るように応援したい」とエールを送り、「金メダルを取ってるのでその流れをもらいたい。会ったらあいさつしようと思います」と対面も心待ちにした。 レスリング女子最重量級で日本勢初の金メダルを獲得した鏡は、五輪前から虎党を公言。7月のデイリースポーツインタビューでは「完全ににわかですいません…」と申し訳なさそうに謙遜しながら、ひいきチームを欲していたところ、昨季38年ぶりに日本一に輝いた阪神が目につき、ファンになったことを明かしていた。リーグ連覇へ、崖っぷちに立たされている中、虎党の金メダリストが勝利の女神になるかもしれない。 村上は「オリンピックは見られなかった」と言うが、後輩の偉業に刺激を受け、聖地のマウンドに立つ。今季中日戦は5試合で2勝2敗、防御率2・97ながら、甲子園での同戦は2戦2勝と好相性。「甲子園では抑えられているので自信を持っていきたい」。鏡の座右の銘は「勇往邁進(まいしん)」。村上も白星に向かって、勇ましく、まっしぐらに突き進む。