住人2人が死亡3人がけが 男(23)を起訴 アパートに放火し全焼させた罪 岐阜県高山市
中京テレビNEWS
今年8月、岐阜県高山市のアパートで5人が死傷した火事で、このアパートに放火して全焼させたとして、住人の23歳の男が起訴されました。 現住建造物等放火の罪で起訴されたのは、住居不定無職の森江琉聖被告(23)です。 起訴状などによりますと、森江被告は今年8月、高山市内にあったアパートの自分の部屋で、ごみ袋内の紙にライターで火をつけ、アパートを全焼させた罪に問われています。この火事で、住人2人が死亡し、3人がけがをしていました。 岐阜地検は森江被告の刑事責任能力の有無などを判断するため今月15日まで鑑定留置していましたが、21日「刑事責任能力を問えると判断した」などとして、起訴しました。 警察の調べに対し、森江被告は「自殺しようと火をつけた後、首をつろうとしたが、怖くなって逃げた」などと容疑を認めていました。