【中国】トヨタ“RAV4サイズ”の新型「bZ3X」に反響多し! 「日本で約250万円」から&メーカー初“自動運転システム”搭載に「オトクすぎる」「欲しい」の声も! 25年3月発売の「ミドルSUV」に熱視線!
bZシリーズの新たなSUV「bZ3X」に反響集まる!
トヨタは2024年11月に開催された広州モーターショー2024において、中国市場向けの新型BEV(バッテリーEV)である「bZ3X」の詳細を初公開しました。 その魅力的なパッケージにネット上では多くの反響が寄せられています。 【画像】超カッコいい! これがトヨタ初の機能搭載の「新型SUV」です!(43枚)
bZ3Xは、トヨタのBEVラインアップである「bZシリーズ」の一員として登場しました。 同シリーズには、既に発売されているグローバルモデル「bZ4X」や中国専売のセダン型BEV「bZ3」が含まれており、bZ3Xはそれらに続く3番目のモデルです。 bZ3と同様に中国市場を強く意識した設計・開発・販売が進められており、トヨタと中国の広汽トヨタが協力して製造しており、競争の激しい中国市場でさらなる存在感を示すことを目指しています。 ボディサイズは、全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、そしてホイールベースは2850mmとなっています。 日本でも展開されている同社の人気SUV「RAV4」(全長4600mm-4610mm×全幅1855mm-1865mm×全高1685mm-1735mm、ホイールベース2690mm)と比較すると、若干大きめのサイズ感であり、特にルーフデザインに工夫が凝らされていることで堂々とした存在感を放っています。 スクエア寄りのプロポーションは、室内の広さにも最大限に活かされており、コンパクトSUVでありながらファミリー層にも十分な快適さを提供します。 フロントフェイスには、トヨタの最新デザイン言語である「ハンマーヘッド」を採用。 一方、リアには横一直線のライトが配置されており、先進的でモダンな印象を与えます。 インテリアは、ミニマルな設計思想が貫かれており、テクノロジーの快適さを追求した作りになっています。 7インチの横長ディスプレイと、12.3インチの大型タッチディスプレイを装備。 これに加えて、クアルコム製のSnapdragon 8155チップセットを採用することで、スムーズで直感的な操作体験が実現されています。 また、ヤマハ製の11スピーカーを搭載した高品質なオーディオシステムにより、エンターテインメント性も高められています。 安全性能も充実しており、ADAS(先進運転支援システム)では、中国の自動運転技術ベンチャー「Momenta」と共同開発した最新の市街地ADAS「TOYOTA PILOT」をトヨタ車で初めて搭載。 NVIDIA製の高性能チップOrin-X(計算能力254 TOPS)やLiDARユニットを採用し、高速道路でのハンズオフ走行、分岐レーンへの自動進入、駐車場での自動召喚やリモート操作が可能となります。 このADAS機能からも、中国市場での競合他社に対して優位性を確保しようとするトヨタの意図が感じられます。 パワートレインには、シングルモーターを搭載したFF(前輪駆動)モデルと、ツインモーターによる4WD(四輪駆動)モデルが用意されています。 航続距離は、中国のCLTC基準によると、FFモデルが615km、4WDモデルが560kmとされており、長距離ドライブにも適した性能です。 さらに、2025年3月の市場投入が予定されており、価格は11万9800元(約257万7000円)からと予測されています。 この価格帯は、先進的な機能を備えた非中国メーカー製のBEVとして非常に競争力が高く、中国市場での成功が期待されています。 そんなbZ3Xにネット上では、「デザインもカッコイイし装備も必要十分、これは魅力的」「トヨタが中国市場に対する本気を感じるクルマだな」「トヨタ初の機能もいいね」など、そのパッケージが好評を得ているようです。 「これはオトクすぎる」「安くて利益出るのか心配するレベル」「コスパ高そう」など、予測されている価格の安さに驚くユーザーも。 「これは日本でも売って」「発売してほしい」「日本の公道にも馴染むちょうどいいサイズ、欲しいわ」など、国内導入を求める声も複数見られました。
くるまのニュース編集部