男子日本代表、激闘の末にスウェーデン代表に敗れる 銅メダルをかけて開催国フランスと激突<パリ五輪卓球競技>
<パリ五輪卓球競技 日程:2024年7月27日~8月10日 場所:サウスパリアリーナ4> 【写真】早田を完封した孫頴莎(スンイーシャ・中国) 7日、パリ五輪卓球競技は大会12日目を迎え、男子団体準決勝で日本代表がスウェーデン代表と対戦した。 男子シングルス銀メダリストのトルルス・モーレゴード要するスウェーデンに対して、日本は1番のダブルスに戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)ペアを起用。対するスウェーデンは国際大会優勝経験のあるアントン・ケルベリ/クリスチャン・カールソンペアを起用した。 試合は、戸上/篠塚ペアが第1ゲームを失うも、第2ゲームから3ゲーム連取を見せてゲームカウント3-1で勝利。日本が幸先のいいスタートを切った。 続く2番では、張本とモーレゴードのエース対決が実現した。2度デュースにもつれ込む接戦となるも、張本がモーレゴードのトリッキーなプレーをかいくぐり、ゲームカウント3-1で勝利。日本がマッチカウント2-0で勝利に王手をかけた。 続く3番では、戸上とカールソンが対戦。戸上は第1ゲームを11-7で制して好スタートを切るも、続く第2、第3ゲームを9-11で落とし、ゲームカウント1-2で追い詰められる。ここから挽回したい戸上だったが、第4ゲームもカールソンが11-5で制し、ゲームカウント1-3で敗北。スウェーデンが1本返して、マッチカウント2-1となる。 4番では、今大会シングルス初出場となった篠塚がモーレゴードと対戦。試合は、篠塚が第1、第2ゲームを連続で落とす苦しい展開となるも、第3ゲームを篠塚が11-5で取り返し、ゲームカウント1-2とする。 続く第4ゲームはデュースまでもつれる接戦となるも最後の一本が取り切れず、篠塚が10-12でゲームを落とし、ゲームカウント3-1でモーレゴードが勝利。マッチカウント2-2となり、勝負はラストに委ねられる。 ラストの5番では、張本とケルベリが対戦。試合は張本が第1、第2ゲームをそれぞれ11-5で奪取して勝利に王手をかけるも、第3、第4ゲームをケルベリが制し、フルゲームにもつれこむ。最終第5ゲームでは互角の展開が続くも、9-9からケルベリが2ポイントを連取し、11-9でケルベリがゲームを奪取。張本はフルゲームの末に惜しくも敗れ、日本はマッチカウント2-3でスウェーデンに敗れ、フランスとの3位決定戦にまわることとなった。
パリ五輪男子団体準決勝
<日本 2-3 スウェーデン〇> 〇戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)3-1 アントン・ケルベリ/クリスチャン・カールソン 8-11/11-9/11-4/11-7 〇張本智和(智和企画)3-1 トルルス・モーレゴード 13-11/9-11/11-5/12-10 戸上隼輔(井村屋グループ)1-3 クリスチャン・カールソン〇 11-7/9-11/9-11/5-11 篠塚大登(愛知工業大)1-3 トルルス・モーレゴード〇 5-11/6-11/11-5/10-12 張本智和(智和企画)2-3 アントン・ケルベリ〇 11-5/11-5/7-11/7-11/9-11
ラリーズ編集部