<春に舞う・センバツ選手紹介>/7 大阪桐蔭 山田太成選手/履正社 西田大志選手 /大阪
◆大阪桐蔭 ◇背中押す母に恩返し 山田太成選手(2年) 50メートル5秒8の俊足で、幼いころから地元では負け知らず。昨秋の近畿大会準々決勝・彦根総合戦では、中前へのゴロを二塁打とし、先制点につなげた。 昨春の府予選で初めてメンバー入りしたが、夏は左太ももの肉離れで機会を逃し、苦い思いも味わった。野球や学校生活などがうまくいかない時、話を聞いてくれ、「やるなら思いっきり」と背中を押してくれた母恵美さんに「プレーで恩を返す」と誓う。好きなすしネタはマグロ。 ◆履正社 ◇言葉より姿勢大事に 西田大志選手(2年) 野球をやっていた父と兄を見て、小学1年から球児に。自分の長所は冷静さ。一方で、課題だと考えるのは守備。「ノックや実戦での1球を大切にしたい」と話し、自分に「言葉より姿勢でみせろ」と言い聞かせる。 将来は野球関係の仕事に就きたい。憧れているのは、45歳まで現役を続け、日米通算4367安打のイチローさんと、50歳までマウンドに立った通算219勝の山本昌さん(元中日投手)の両レジェンドだ。