【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
正式調査見送り
米ソフトウエア大手マイクロソフトによるオープンAIへの130億ドル(約2兆円)の投資は、欧州連合(EU)の競争部門による正式調査を回避する見通しとなった。複数の関係者が明らかにした。対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」を開発したオープンAIとマイクロソフトの提携は合併ではなく、マイクロソフトがオープンAIの方向性を掌握するものではないため、正式調査の対象にはならないとの結論にEUは至ったという。
新たな人員削減
スイスの銀行UBSグループが新たな人員削減を計画していることが、複数の関係者の話で分かった。クレディ・スイスの救済合併に伴う人員カットを継続する。匿名を条件に語った関係者によると、世界の投資銀行部門全体で100人余りが対象となる見通しだ。今後数週間のうちに実施される予定だという。ウェルスマネジメント部門とマーケット部門でも人員削減が予想される、と別の関係者は述べた。
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Akira Matsui