まさに宇宙の水道局。日に300万人分の漏水を解決するシステム
衛星データの活用は「問題ありき」で考えるといいかも
「衛星データを活用しよう」と言われても、何ができるのかわからなくなってしまうことが少なくありませんが、目の前にある課題に対して「もしかして衛星データを使うと何かできるのかも? 」と考えてみると解決の糸口が見えてくるのかもしれません。 たとえば、クマ好きの私は人とクマが共存できる方法がないのか考えているのですが、衛星データを使って生息地の変化などを可視化すれば新たな対策案が出てくるのかな、なんて思いました。「宇宙水道局」のように、宇宙と地上のデータにさまざまな分野のエキスパートの知識がそろえば、何かできそうな気がします。 JAXAベンチャー「天地人」は、「天地人コンパス」という宇宙ビッグデータを基にしたデータ提供を行うWebGISサービスを無料で公開していますよ。課題があるけれど糸口が見つからない~と思っている方は、触っている間に何かひらめくかもしれないので、アカウントだけでも作っておくといいかもしれませんね。 Source: 天地人
中川真知子