新作『機動警察パトレイバー EZY』プロジェクトが2026年にスタート
バンダイナムコフィルムワークスは、2017年に製作決定を発表した「機動警察パトレイバー」シリーズの新作アニメーション作品『機動警察パトレイバー EZY(イズィー)』プロジェクトが2026年に開始されることを発表。これにあわせて新ティザービジュアルほか、一部メインスタッフの情報が解禁された。 【画像】新型「イングラム」が描かれた『機動警察パトレイバー EZY(イズィー)』ティザービジュアル 『機動警察パトレイバー』とは、創作者集団 “ヘッドギア” 原作のメディアミックス作品。1988年発売のOVAシリーズから、押井守監督による劇場映画、テレビシリーズ、ゆうきまさみによる漫画作品などを展開。いずれの作品もキャラクター、メカニック、作品世界などの基本設定は共通としているが、サイバー犯罪や、戦時下の再現といったテーマで描かれた劇場映画が代表するように、それぞれの作風は大きく異なるのも作品の特徴となっている。 『機動警察パトレイバー EZY』についてこれまで明かされていた情報は、監督にヘッドギアメンバーで、シリーズの主人公機「AV-98 イングラム」のデザイナーである出渕裕氏、脚本はテレビシリーズの構成、劇場版シリーズ2作の執筆を手掛けた伊藤和典氏、音楽担当は川井憲次氏といった「おなじみの顔ぶれ」に留まっていたが、キャラクター原案、メカデザイン担当、アニメーション制作会社などさまざまな情報が解禁。 キャラクター原案は、『機動警察パトレイバー』の原案、およびコミカライズを手掛けたゆうきまさみ氏、コスチュームデザイン協力としてヘッドギアメンバーの高田明美氏がクレジット。メカニカルデザインには『フルメタル・パニック!』などで知られる、海老川兼武氏、渭原敏明氏の両名が参加。これまでのティザービジュアルで描かれていたイングラムも、新たなメカデザインと設定により刷新された「AV-98plus イングラム・プラス」をフィーチャーしたものとなっている。 また、本日9月20日より行われる『機動警察パトレイバー the Movie』の公開35周年リバイバル上映では、これまで一部イベントのみでしか公開されなかった『機動警察パトレイバー EZY』のパイロットフィルム(約2分)の上映も実施。さらに、来場者特典として『機動警察パトレイバー 劇場版』と『機動警察パトレイバー EZY』の「ダブルA5ミニポスター」が配布される。 ■『機動警察パトレイバー EZY』(イズィー) 【スタッフ】 原作:HEADGEAR 監督:出渕裕 脚本・シリーズ構成:伊藤和典 キャラクター原案:ゆうきまさみ コスチュームデザイン協力:高田明美 メカニカルデザイン:海老川兼武・渭原敏明 美術:菊地正典・秋山優太 音楽:川井憲次 キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤嵩光 CG監督:森泉仁智 プロデューサー:真木太郎 アニメーション制作:J.C.STAFF CG制作:GAZEN プロデュース:GENCO (C)HEADGEAR (C)機動警察パトレイバー EZY製作委員会
編集部:松永達矢