【創業100年】愛される老舗食堂で“スーパーラブ”なイラスト展 人気メニューの意外な歴史も? 青森県つがる市
RAB青森放送
つがる市の老舗食堂が創業100周年を迎えました。 店内では100年の節目を記念して、その歴史を楽しく振り返るイラスト展が開かれています。
今年開業100周年を迎えた、つがる市のJR木造駅。 巨大な「しゃこちゃん」が目を引くこの場所のすぐ近くに、もうひとつ100周年を迎えた場所があります。 1924年から続く老舗「神武食堂」。 お昼前の開店と同時に多くのお客さんが押し寄せる人気店です。 その店内にたくさんのイラストや目を引く張り紙が。
★神武食堂 4代目店主 神祥仁 さん 「おもしろおかしくとにかく楽しい展示にと」
今月から創業100周年を記念して、イラスト展「スーパーラブ神武食堂展」を開催しているのです。 このイラスト展は、青森市のイラストレーター豊川茅さんが発案、八戸市のグラフィックデザイナー花田耕助さんと作るユニット「つらいデザイン」が手がけました。 ★イラストレーター 豊川茅さん 「100年にわたるお店の歴史と家族の歴史とか地域の歴史というのを、私なりにデザインイラストを描いて展示しています」
こちらは現在の店主、祥仁さんを含む歴代店主の肖像画。 100年間代々お店を受け継いできた4人が独特のタッチで描かれています。 ★神武食堂 4代目店主 神祥仁 さん 「すごくうまくできてるなと」 「ほぼ本人に近いかたちで描かれています」 その下には店の歴史や印象的な出来事を書いたポップが並んでいます。 なかでも祥仁さんのお気に入りは、2代目の武男さんが店主だった時代のこちら。
★神武食堂 4代目店主 神祥仁さん 「小さいころに店先で列車から降りた学生さんが歩いてきたら『軍艦マーチ』をかけて、そうやっていたらみんな足並みそろえて、まっすぐスタスタ歩いていったというのが小さい中で記憶に残っていました」 100年の歴史を持つ神武食堂ならではのエピソードです。 こちらにも気になるポップが。 祥仁さんといっしょにお店を支えてきた妻・孝子さんにまつわるエピソードです。