菅野智之、エース退団可能性で現状は3番手候補か…先発需要の高まり受け年俸は20億円に
巨人から海外FA権を取得した菅野智之投手(35)が16日、ア・リーグ東地区強豪のオリオールズと契約合意した。米メディアによれば、単年契約で1300万ドル(約20億円)。 ◆ようこそ菅野智之…オリオールズ公式が歓迎ポスト【写真】 オリオールズの先発ローテーションはエースのバーンズがFA。オフの先発市場の目玉の一人で、「マネーゲーム」の争奪戦が繰り広げられている模様だ。オリオールズも再契約に動いているという報道もあるが、巨額契約が必要で、退団の可能性もある。 現状では、今季13勝のロドリゲス、シーズン途中でレイズから移籍し10勝(2チーム合計)を挙げたエフリンに続く3番手だが、チームはエース格の先発投手を一人、オフで獲得する動きを見せていて、4番手に落ち着くかもしれない。 35歳という年齢もあり、複数年契約はできなかった。しかし、近年はどのチームも先発不足が深刻。怪我人が続出し、先発需要の高まりは止まらない。その影響から年俸は急騰していて、今オフも先発のFA投手は中堅クラスでも、高額な契約を手にしている。菅野も先発需要の波に乗り、1300万ドルの年俸に繋がった。
中日スポーツ