2021年青葉賞の覇者ワンダフルタウンが登録抹消 今後は乗馬に転身
JRAは2日、2021年のGⅡ青葉賞を制したワンダフルタウン(牡6・高橋忠)が競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は乗馬となる予定だが、けい養先は未定。 同馬は父ルーラーシップ、母シーオブラブ(その父ディープインパクト)の血統。20年6月にデビューすると、2戦目で初勝利をマーク。その後リステッド・萩S(3着)を挟んで迎えたGⅢ京都2歳Sでは、外から鋭い末脚を発揮し重賞初制覇を飾った。 そして迎えた3歳シーズンでは、初戦に青葉賞を選択。のちにGⅠ天皇賞・春を制すテーオーロイヤルらを退け、2つ目のタイトルを獲得した。しかし直後のGⅠ日本ダービーでは10着に敗れると、以降は脚部不安にも悩まされ目立った成績を挙げることはできなかった。 JRA通算成績17戦3勝、JRA獲得賞金は1億975万7000円(付加賞含む)。2月17日のGⅢダイヤモンドS(6着)がラストランとなった。
東スポ競馬編集部