北近畿最大規模の公募美術展「福知山市展」11月1日から 入賞作品など288点展示
【絵画】河田晋さんの「大江の里」 審査員の講評=伸び伸びとしたタッチにより描かれた、緑豊かな里山風景。心満たされ美しく雄大に捉えられた大作となりました 【書】足立長美さんの「秋山にて友を懐う」 審査員の講評=市展賞にふさわしい佳作です。作品構成も的を射ています 【彫刻】高階康之さんの「ゆう」 審査員の講評=写実にもとづいた真面目な作品である。今後より力強い作品を多く作ってほしいと願う 【工芸】安田紅子さんの「Triangle」 審査員の講評=縦糸に細い麻を使い、丹後ちりめんの絹地を裂き横糸として用いて、青と白の色相のみで構成して横糸を浮かし模様を作り出す平織技法ながら効果的な画面構成が魅力的である 【写真】高山一成さんの「水玉」 審査員の講評=構図としてはシンメトリックで動きの少ない方向性を持ちながら、被写界深度や色調がとても丁寧にコントロールされたことによって非常に華やかな仕上がりとなっており、撮影者の技術力の高さに魅了される作品になっています