一度食べたら忘れられない、究極の「塩おにぎり」のつくり方。少量の米油がつやつやご飯のカギ
「塩おにぎり(塩むすび)って、ご飯に塩をふるだけでしょ?」と思っていませんか!? でも、定番中の定番、塩おにぎりこそちょっとした工夫で、ぐ~んとおいしくなるんです。「#ごちそうおにぎり」で人気のインスタグラマーTesshiさんに、究極の塩おにぎりのつくり方を教わりました。ポイントはご飯をふっくらつやつやに炊くことと、藻塩を使うこと。一度食べたら忘れられない塩おにぎりを、ぜひほおばってみてくださいね。 【写真】米油を加えればふっくらご飯が炊ける
少量の米油が、ふっくらつやつやご飯のカギ
究極の塩おにぎりづくりでは、ご飯をおいしく炊くことが何より肝心。少量の米油を加えて炊くと、古米や特売の米でも高級米のような味わいに格上げできます。土鍋で炊くのがTesshiさん流ですが、炊飯器でもOK!
●土鍋ご飯の炊き方
【材料(3合分)】 ・米 3合 ・米油 小さじ1/2強
【つくり方】
(1) ボウルに米を入れてとぎ、浸るくらいの水を加え、30分~1時間ほど浸水させる。 (2) ザルに広げ、数分おいて水気をきる。 (3) 鍋に米を移し、水540ml(分量外)を注ぎ、米油を加える。 (4) ふたをして強火にかけ、沸騰したら弱火にして10分ほど炊く。火を止めて、そのまま10分ほど蒸らす。 (5) ふっくらつやつやご飯の炊き上がり!
まろやかな藻塩が決め手!「究極の塩おにぎり」
ご飯がおいしく炊けたら、ふんわりやさしくにぎります。味つけは塩だけなので、ぜひお気に入りの塩でつくってみてください。Tesshiさんのおすすめは藻塩。海藻のうまみが加わったまろやかな塩味で、一度食べたら忘れられない塩おにぎりが完成します。
●「究極の塩おにぎり」のつくり方
【材料(小さめのおにぎり3個分)】 ・ふっくらつやつやご飯(前ページ参照) 茶碗多めの1杯分(180~200g) ・好みの塩 適量
【つくり方】
(1) ラップに塩少々をふる。 (2) ご飯を1/3量ずつのせる。 (3) ご飯に塩少々をふる。 (4) 三角形ににぎる。ふんわりやさしく、数回でにぎると口当たりがいい。 (5) 「究極の塩おにぎり」の完成! Tesshiさんの著書『ごちそうおにぎりとまんぷくスープ』(扶桑社)では、今回ご紹介した究極の塩おにぎりのつくり方のほか、忙しい朝ごはんやお弁当にも活躍する具だくさんのおにぎりとスープをたっぷり101レシピ掲載。「おにぎりを作り続けて四半世紀」というTesshiさんならではの味を、ぜひお試しくださいね。
ESSEonline編集部