快適すぎる!! [ジャパンタクシー]が2種類って本当!? 上級グレード"匠"は乗って嬉しい豪華装備だった
ジャパンタクシーを既に何度も利用している人も多いと思うが、2つのグレードがあるのをご存じだろうか。上級グレードは匠(たくみ)、ベースグレードは和(なごみ)と呼ばれているが、両者の違いは快適さにも少し影響している。両者の見分け方や、その違いを解説していこう。 【画像ギャラリー】これがジャパンのおもてなしだ!!実は2つのグレードが存在するトヨタ ジャパンタクシー(16枚) 文/佐々木 亘:写真/トヨタ ほか
■アイディアぎっしりのジャパンタクシー
従来までのタクシーの代表的な車種だったクラウン・コンフォートもまだ現役で走っているが、タクシー乗り場に両方並んでいた時、できればジャパンタクシーに乗りたいと思ってしまう筆者。 乗りやすいし快適だし、何と言ってもジャパンタクシーに潜んでいるたくさんのアイディアを見つけるのが、筆者がタクシーに乗る際の楽しみでもある。 例えば、しっかりと塗り分けられた運転席エリアと客席エリアは、おもてなしの雰囲気を感じるし、助手席のヘッドレストが格納式になっているのもイイ。修理コストを下げるための3分割バンパーも素敵な考え方だ。 窓の大きさやピラーの太さ、ドアの開口部やシートの高さに座面長など、ジャパンタクシーだからできる、こだわりの部分が数多くある。 一度だけではもったいない。何度も乗って、ジャパンタクシーの良さを肌で感じてほしい。
■結構レアかも?上級グレード匠を見つける方法
ジャパンタクシーには2つのグレードが用意されている。標準グレードが和(336万7100円)で、上級グレードが匠(359万2600円)だ。その差は22万5500円もあり、匠のほうが何かと嬉しい装備も多い。 例えばリアガラス。和でもスーパーUVカット+IRカット(リアクォーターガラスはUVカット)となるのだが、匠になると遮音性ガラスが使われる(リアクォーターガラスは厚板ガラス)。さらに匠の室内には、天井サーキュレーターが付いているし、リアシートヒーターだって完備されるのだ。 さすが22万円お高いグレード。充実の車内装備である。ただ、車両導入コストが高いので、なかなかお目にかかることはできない。たまたま乗ったジャパンタクシーに、サーキュレーターやシートヒーターが付いていたら超ラッキー。その日は良いことが続くかもしれないぞ。