北口榛花、受賞ラッシュに「世にこんなに賞があるんだ」「服は何着も持っているわけでは…」
陸上女子やり投げのパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が11日、都内でタニタ健康大賞の表彰式に出席した。「私自身、コンディショニングにはかなり気を使っていた部分があったので、そこを評価していただいて、この賞に選んでいただいたと思うので、すごく感謝しています」と笑顔を見せた。 今年はパリ五輪での活躍も光り、欧州転戦から帰国後は多くの表彰式に登壇してきた。「世の中にこんなにいろんな賞があるんだということを感じています」と率直に話した。その上で「競技の面だけでなくいろんな部分にフォーカスしていただいて、すごくバリエーションに富んだいろんな賞をいただいているので、選手としてだけでなく、いろんな面を見ていただいている気がしてうれしいです」と喜びを語った。 その一方でちょっとした悩みもあるという。この日は紺のパンツスーツにお団子ヘアでスタイリッシュな着こなしを見せたが、「なるべく皆さんになるべく違う、新しい姿を見せたいなと努力はしているんですけど…(身長179センチ)体のサイズ的にも、日本ではすぐに服が買えるわけではない。普段着も、こういった時に着る服も、何着も持っているわけではないので。結構困っていますね」と、笑って明かした。 来年9月には東京で開催される世界選手権も控えている。日本のファンに感謝を込める26歳は、2025年の抱負を「みんなで一緒にもう一度最高の感動を味わいたい! 」と色紙にサインとともにしたためると、「パリ五輪ではテレビ越しで皆さんと一緒に金メダルを味わうことができたけど、来年は現地で一緒に味わうチャンスがある。皆さんと一緒に最高の気分を味わいたい」と思い描いた。
報知新聞社