50代、帽子のとき「髪は結んだ方がいい」。こなれて見えて、髪もパサつかない
日差しが強い日はキャップ帽で頭皮や髪を守るのも手。女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さんが、キャップをかぶるときの髪型の正解を教えてくれました。50代の読者をモデルに紹介します。 【写真】キャップ帽にはお団子ヘア
日差しが強い日はキャップ+UVスプレーでカバー
さとゆみ:暑い日が続きますね。外を歩くと、髪、焦げるんじゃないかと思ってしまいます。 八木ちゃん:髪にとっては、ハードな天候が続いていますよね。 さとゆみ:日差しの強い日には、日傘をしたり、帽子をかぶったりしてというのはこの連載でも何度も伝えてきていますが、キャップを被るときのポイントってあったりあしますか? 八木ちゃん:キャップをかぶるのは、頭皮の紫外線対策としてとてもよいのですが、守られるのって頭頂部付近だけだったりするんですよね。 さとゆみ:たしかに。耳下の毛は結構無防備ですよね。 八木ちゃん:ですから、髪をおろしたままキャップをかぶる場合は、先に髪用の紫外線防止スプレーなどをかけるといいですよ。 さとゆみ:なるほど。最近はいろんなブランドから髪用の紫外線対策スプレーが出ていますよね。 八木ちゃん:この時季は髪にもUVスプレーを意識してください。
キャップ帽のときの髪は結ぶ方がいい
八木ちゃん:今は、髪をおろすときの注意事項をお話しましたが、髪をおろすよりは、結んでしまったほうがダメージは減らせます。 さとゆみ:たしかに、ひとつ結びにしたり、お団子にしたりすれば、紫外線があたる面積を減らせますもんね。 八木ちゃん:ポイントは、髪を結んでキャップをかぶるときに、毛先を帽子の穴から出すこと。こうすると、帽子が浮かないので、深くかぶることができます。 さとゆみ:それはお団子でも一緒? 八木ちゃん:同じです。お団子にするときも、キャップの後ろの穴からお団子を出すとぴったり帽子を深くかぶることができるので、肌や髪の日焼けも防ぎやすくなりますよ。 さとゆみ:夏のちょっとした気遣いで、それ以降の髪のダメージ具合が変わりますよね。 八木ちゃん:少しでも紫外線ダメージを減らす工夫をしてみてくださいね。
佐藤友美/八木花子