熊本市電の新型車両、営業運転開始へ 24日から、混雑緩和を期待
熊本市交通局は8日、市電に10年ぶりに導入する新型車両2400形の営業運転を24日に開始すると発表した。初めての3両連接車両で、定員は従来の車両平均の1・5倍の112人。一部の電停で発生している乗客の「積み残し」や混雑の緩和が期待される。 【市民らにお披露目された熊本市電の2400形】 2編成を同時に投入する。8~10月にメーカーから引き渡しを受けた後、試運転や運転士の習熟訓練など準備を進めていた。市交通局は2030年度までに新型車両を計12編成導入し、老朽化が進む車両の更新を図る方針。【中村敦茂】