「お疲れ様でした。俺から目を逸らすなよ」オカダ・カズチカが去った新日本プロレスで海野翔太が新時代のエース宣言!
24日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』が開催。海野翔太がオカダ・カズチカなき新日本プロレスで“新エース”宣言を行った。 今大会では、新日本プロレスの象徴的存在であったオカダ・カズチカの所属ラストマッチがセミファイナルで行われた。 その後を受けてメインイベントを飾ったのは、海野翔太vs成田蓮のシングルマッチ。同期としてしのぎを削り合うライバル関係からタッグ結成、成田の衝撃の裏切りからの敵対関係と目まぐるしく関係性が変わっていく2人の闘いは現在の新日本の縮図とも言える。今回は昨年のG1 CLIMAX以来2度目のシングルマッチとなるが、2人の思いも試合が持つ意味合いも当時とは全く異なるものだ。 こうした2人の背景とはまた別に、26歳の若い2人が新時代の新日本の風景を見せてくれるものとしてこの試合は大きな注目を集めていた。
成田がHOTのセコンドを連れずに1人で現れると、海野がショットガン・ドロップキックで奇襲し場外戦で痛めつける中でゴングが鳴る。海野が怒りの感情をぶつけ続けて一方的な試合が続くが、成田も場外戦でやり返し鉄柱・鉄柵・プッシュアップバーを使って容赦なく痛めつけていく。 成田は「どうした?もう終わりだろ。『参った』って言えよ」と挑発的に顔面を蹴りつけていくが、“無”の表情ですっくと起き上がった海野がコーナーに上げてチーキー・ナンドス・キック。場外に放り出して鉄柵への串刺しドロップキック、南側客席中段まで連れ込みイスに座らせた成田の顔面にスライディングキック。さらに南側客席中段の階段手すりにセットしたテーブルへのパワーボムという未だかつて無い壮絶な攻撃を見せる。 海野はトライデントからイグニションと畳み掛けていくが、成田は海野が場外鉄柵に立てかけていたテーブルへフロント・スープレックスで叩きつけて反撃の狼煙。断頭台の連打からローブローを見舞いジャーマン・スープレックス・ホールド。さらにコブラツイストからブリザード・スープレックス・ホールド、ダブルリストアームサルトと畳み掛けるが、成田がフロント・スープレックスを狙ったところを海野が高角度DDTで切り返す。
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