「お疲れ様でした。俺から目を逸らすなよ」オカダ・カズチカが去った新日本プロレスで海野翔太が新時代のエース宣言!
海野は、トルネードDDTから成田のフロントネックロックを切り返す形の変形デスライダー。さらに雄叫びを上げて最後の一撃を見舞わんといったところでEVIL&ディック東郷などHOTの面々が乱入し総出で海野を袋叩きに。 場内に大きな帰れコールが響く中、突然会場が消灯。明かりが戻るとリング上にはタマ・トンガの姿が。タマはHOTを次々と蹴散らしていくも、EVILのローブローで怯む。ここへさらにエル・デスペラードが飛び込んできてSHOへロコ・モノからピンチェ・ロコ、タマがEVILにガン・スタンを叩き込む競演。 援軍を断たれたことで逃げ出そうとする成田だったが、海野がジャーマン・スープレックスからハーフネルソン・スープレックス・ホールドと連撃。成田も脳天から突き刺す危険な成田スペシャルからのスリーパーホールドで粘りに粘る。しかし、これを振り払った海野がローリングエルボーから旋回式デスライダー。さらにブレイズブレイドからのデスライダーで3カウントを奪った。 満身創痍の海野の息が整うまでの間、マイクを取ったデスペラードはSHOのIWGPジュニア王座挑戦を拒否。 そしてタマは「本当に、本当にありがとう。翔太、俺の代わりにEVILをぶちのめしてくれ。そしてNEVERのベルトを取り戻してくれ。翔太、そして新日本プロレスのファンの皆。愛しているよ」と海野にNEVER奪還およびHOTの根絶を託した。 マイクを取った海野は、デスペラード&タマに礼の言葉を述べつつ「ファンの方は不安に思うと思う。『明日からの新日本は大丈夫かな』って心配になると思う。でも、タマさんの思いやすべてを背負って、俺は新日本プロレスをもっともっと盛り上げて、もっともっと大きくして、日本中に、世界中に轟かせてやるよ。新日本プロレスは、もうすぐ雨が止んで雲1つない晴天が広がるでしょう。たとえ、夜になって暗闇に包まれたとしても、目の前が真っ暗になってどうしたらいいか分からなくなっても、俺が一番星になって光り輝き続けてみんなの道しるべになるから大丈夫。安心してください。だからさ……お疲れ様でした。これから新日本プロレスは新時代に突入する。約束する。新時代の新日本プロレスの新エースは俺だコノヤロー。だからこれからも俺から目を逸らすなよ。クリエイト・ア・パラダイムシフト!」と、かつてのオカダの言葉を引用しつつ新エース宣言を行った。
【関連記事】
- 「12年前に闘った棚橋弘至に外敵として社長業に専念させてやりたい」オカダ・カズチカが新日本プロレス所属ラストマッチで王座防衛し涙のマイク!
- 「男性と女性を闘わせる意味が僕には理解が出来ない」新日本プロレス×スターダムの合同興行が発表も海野翔太が一石を投じる
- 「俺ら怖いよ?怒らせたら」海野翔太と清宮海斗&大岩陵平がHOUSE OF TORTURE退治を掲げてまさかの合体!
- 45周年を迎える学生プロレス団体が所属1人に!?現状を打破すべく記念興行を開催し棚橋弘至やSTARDOM社長も巻いたベルトに挑む!
- 「全日本プロレスで引き抜きやクーデターが起きようとしている」ジャイアント神様からのお告げを意識朦朧の中嶋勝彦が語る!