今の健康保険証が使えるのは最長2025年12月1日まで マイナ保険証へ移行 マイナカードに紐づけ?資格確認書を取得?期限が切れる前にすべきこと
医療機関や薬局でも登録可能
マイナポイント第2弾で、2023年のうちにポイントをもらって、すでに健康保険証と紐づけている人も多いと思う。 マイナンバーカードを健康保険証として使うには、なにはともあれ、まずはマイナンバーカードの取得を。 その後、マイナンバーカードを健康保険証として登録する。登録は、医療機関や薬局の受付にあるカードリーダーから行うか、スマホやパソコンからマイナポータルにアクセスして行う。またセブン銀行ATMでも登録可能で、健康保険証を利用する当日でもその場ですぐに手続きができる。
便利さと個人情報の管理
一方でこの「マイナ保険証」はデメリットも指摘されている。福島市の高齢者施設では、入所者の通院・入院に備えて健康保険証をまとめて預かっているが、認知症などでそもそもマイナンバーカードを取得できていない人も多い状況だという。 暗証番号を含めた個人情報の管理に、どこまでリスクを負えるのかという課題も出てくる。 ただ、紹介したようにこれまでの薬や特定検診の情報を医療機関に正確に伝えることができるし、医療機関もマイナ保険証が読み取れれば情報を一つ一つ入力する手間が省ける。 現在の健康保険証が使えるのは最長で2025年12月1日まで。それ以降はマイナ保険証か加入している保険の「資格確認書」が必要になる。 いずれにしても仕組みは変わるので、期限が切れる前に「今後どうすればいいか」をしっかりと確認してほしい。 (福島テレビ)
福島テレビ
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