真冬でも「水上バイク」がツラくない!? 水上バイクと“合体する ボート”、「WAVE BOAT(ウェーブ ボート)」 を 知っていますか? 国内で 100台以上、走っています!
ジェットと 船が “合体”する 「 ウェーブ ボート 」を 知っていますか?
「 WAVE BOAT(ウェーブ ボート) 」とは、水上バイクの推進力で動くボートである。 原理は単純。ボートの船体に、水上バイクをドッキングさせているだけ。 船と同じ運搬能力を持ち、“水上バイク遊び”の可能性を広げてくれる乗り物だ。 ボートと水上バイクは専用ベルトで固定されているだけなので、陸上・水上を問わず簡単に切り離すことができる。 船としても、水上バイクとしても 遊べるスグレモノだ。
製造元はフランスの企業
「 ウェーブボート 」を製造しているのは、フランスに本社を持つ「 SEALVER社 」という企業である。日本国内の正規代理店は「HORSE JAPAN(代表・馬野 友秀氏)」である。 HORSE JAPANがウェーブボートの輸入・販売を手がけ始めたのは、今から11年前の2013年。 現在、国内では100艇を越えるウェーブボートが走っているが、その全てに同社が関わっている。
「 ウェーブボート 」はいくらで買える?
ウェーブボートには「 6人乗り 」~「 12人乗り 」まで、9種類の バリエーションがある。遊びの用途や使い方により、さまざまなタイプから選べる。 価格帯は、500万円~1,300万円。 動力がない船体だけとはいえ、船舶関係は概して値段が高い。これだけの大きさで、この価格帯に抑えられていることが驚きだ。
素材が違う「2種類の船体」がある
ウェーブボートは、大きく分けて「FRP」と「ハイパロンチューブ」の 2種類の船体がある。 普通の船舶と同じ「FRP製」と、「ハイパロンチューブ製」だ。 FRP船体は、収納力が高いので、船内が 広く使える という特徴がある。 もう一方のハイパロンチューブは、紫外線に強く、防水性にも優れている。 PVC(ポリ塩化ビニル)素材のように素材自体に弾力性があるので、他のボートや水上バイクが接触しても、双方が 傷付かないことが最大のメリットだ。 PVCと違って耐久性にも優れており、15~20年間使っても問題ないという。
水上バイクで行う「ジェット・フィッシング」最大の“弱点”を克服
水上バイクで行う「釣り(ジェット・フィッシング)」の最大のメリットは、船と比べて機動力に優ること。 逆に欠点は、収納が少ないことと、乗船人数が2~3人という少なさだ。 ウェーブボートはそのデメリットをカバーし、機動力はそのままに乗船人数と積荷の問題を解決した。