真冬でも「水上バイク」がツラくない!? 水上バイクと“合体する ボート”、「WAVE BOAT(ウェーブ ボート)」 を 知っていますか? 国内で 100台以上、走っています!
どれくらいのスピードが出るのか?
―― ウェーブボートの最高速は、どれくらい出るのですか? 斉藤 繋げる水上バイクの種類によって違も違うし、乗せる人数や荷物の量によっても変わります。僕のRXT-X 300なら、時速90km以上は出ますね。 ―― ウェーブボートは何がいいのですか? 斉藤 ウェーブボートって、基本的に「水上バイク」なんですよ。だから、操船も簡単で、機動力も高い。 収納スペースも十分です。気持ちの良い午後には、船上で昼寝もできますよ。
「 ウェーブボート 」は、ベース基地。どのメーカーの水上バイクでも対応可能
この船を販売しているHORSE JAPANの馬野 友秀氏に話を聞いてみたところ、現在まで100艇以上販売しているが、クレームが来たことは1度もないという。 「製品が年々進化を遂げているという部分も大きいですが、そもそも“エンジンがない ”ことが大きい」と馬野氏。 ヤマハ、シードゥ、カワサキといった、全メーカーの水上バイクと “合体”できるのも、メリットのひとつである。 水上バイクとウェーブボートの接続は、ボート後部にあるタイダウン・ベルトのフックを水上バイクの後部のフックにひっかけるだけという手軽さだ。 至極単純な原理だが、「ボートを押して前に進む」という構造上、外れることはないという。 このシンプルな仕組みのおかげで、水上でも簡単に切り離せるのだ。
「水上バイク」の可能性を広げる乗り物
沖に行ってウェーブボートと水上バイクを切り離して使えるメリットは、「遊びの自由度 」が広がること。 ウェーブボートをベース基地として、アンカリングして浮かべておけば、水上バイクだけで遊ぶこともできる。 波の静かな入江などでウェーブボートを浮かべておけば、そこを中心に遊ぶことができる。 水上バイクなので、航行区域「陸岸2海里」の制約はあるが、他の人の迷惑にならないところで、ゆっくりと過ごせる乗り物として、水上バイクの遊び方が広がるだろう。