「ジュリアの代わりになりたいわけじゃない」林下詩美26歳にエースの自覚…いま明かす“マリーゴールドへの本音”「旗揚げ前は不安に駆られましたよ」
「エースになる」ジュリアの渡米で芽生えた自覚
あらためて、林下はこの半年を振り返った。 「まさか自分が旗揚げに立ち会えるなんて、一生に一度でしょうね。貴重な体験。何の迷いもなく、前の団体を辞めた。でも、旗揚げ戦が終わるまでは大なり小なり不安に駆られましたよ。何回も(ロッシー)小川さんの家に行っていましたね」 5月20日、後楽園ホールは満員の観衆で埋まった。 「多くのファンの人に来ていただいて、声援を送ってもらって、不安が消えた」 7月13日の両国国技館大会ではWWEのイヨ・スカイ(紫雷イオ)と戦った。 「デビュー前の、練習生からの夢がかなった。すごく感動した。でも勝てない悔しさや、いろいろな感情もわいてきた。世界のスーパースターと試合をすることができて、『私もあんな大きな存在にならないといけないなあ』と痛感しました。あれはマリーゴールドじゃないとできないから」 林下が続ける。 「8月でジュリアがいなくなって、『エースになる』という気持ちがもっと大きくなった。その背中をいろいろな選手に見せていかなくちゃと思う。それから、いつも応援してくれているファンの人との距離を、もっと縮めたいと思っています」
オフの日は「何もしないでボケーっとしたい」
今、やりたいことを問うとこんな答えが返ってきた。 「遠くへ出かけたい。運転免許を取ったら車で遠くに行って、海を見る。ストレスとか、何かがあったわけじゃないですけど、次の試合のこととかを考えると疲れちゃうので。何もしないでボケーっとしている時間を増やしたい。考えごとをしない癒しの時間を作りたいんですよ。遠くって言ってもそんな遠くじゃなくて、東京を出て、千葉にお姉ちゃんが住んでいるんでそっちかな。家族との時間は大切。5月の終わりに妹に3人目の子供が生まれたんです。ちっちゃい子は大好きです。車も欲しいですね。最初、レンタカーだとしても自分の車が欲しい。でも、駐車場高いですよね。1カ月、3万円とか5万円。岩手だと何千円なのに。都会って怖い(笑)」 林下は奄美大島で育った。海には郷愁を感じるようだ。 「奄美の実家は古いですが、家はまだあると思います。でも、帰ってないですね」
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