【MLB】メッツ・メンドーサ監督「千賀はエースだ」 第5戦の登板が濃厚に リリーフ起用の可能性もあり
ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦で不安定な投球を見せ、敗戦投手となった千賀滉大(メッツ)だが、カルロス・メンドーサ監督からの信頼は揺らいでいない。指揮官は「彼はエースだ。7月のブレーブス戦は素晴らしかった。地区シリーズのフィリーズ戦もカイル・シュワーバーに打たれた1球以外は非常によかった。そして、次の登板だけ調子が悪かった。だから、彼にボールを渡すことについて、私はかなり自信を持っている」とコメント。先発するのかリリーフでの起用になるのかは不透明だが、千賀がリーグ優勝決定シリーズ第5戦に登板する可能性は高いとみられる。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 第5戦で千賀が先発するかどうかは、第3戦と第4戦の試合展開次第だろう。メッツは第2戦に先発したショーン・マナイア、第3戦に先発するルイス・セベリーノ、第4戦の先発が予定されているホセ・キンタナ以外に、左腕デービッド・ピーターソンと右腕タイラー・メギルも先発できる投手だ。 もし第3戦と第4戦でピーターソンが登板しなければ、第5戦ではピーターソンが先発することになると思われるが、現在のブルペンの序列を考えると、ピーターソンが第3戦または第4戦でリリーフ登板する可能性は高い。よって、第5戦の先発は千賀かメギルになりそうだ。メギルも第3戦または第4戦でリリーフ登板する可能性があり、その場合は千賀が第5戦の先発に起用されるだろう。メギルが第3戦と第4戦で投げなかった場合、第5戦はメギルが先発し、千賀はリリーフに回ることになるかもしれない。 チーム内には「千賀よりメギルを起用すべきだ」という意見もあるようだが、少なくともメンドーサ監督の千賀への信頼は揺らいでいない。「彼がポストシーズンで戦力になるなんて思ってもいなかった。でも、チームの現状を考えると、第5戦に先発する投手が必要だ。そして、彼はエースなんだ。だから、彼が第5戦で先発する可能性はあるよ」とメンドーサ監督。第1戦では不甲斐ないピッチングに終わった千賀だが、次こそは指揮官の期待に応える働きが求められる。