スポーツもツーリングもイケるミドル3気筒! トライアンフ「デイトナ660」に丸山浩が試乗
デイトナ660 のディテール解説
──メーターは2パネルで、上部にはタコメーターと速度計、燃料計を配置。カラーTFTの下部はシフトインジケーターや各種電子制御モード切り替え、メンテナンス時期などに表示を切り替えられ、非常に多機能となっているのが特徴だ。オプションでターンバイターン方式のナビ表示も可能となるTRIUMPHコネクティビティに対応。 ──メーターの各種切り替えや設定は主に左スイッチボックスにある十字ボタンによる直感的な操作が可能となっている。右スイッチボックスはシンプル。キルスイッチ兼用のスターターボタンとハザードスイッチを備える。 ──フロントフェイスは、レンズ面の大きいLEDツインヘッドライトを採用。センターエアーインテークが効果的に吸気を取り入れ、エンジンレスポンスに貢献する。スクリーンは高速ロングライドでの疲労軽減をねらった実用的な形状&高さ。 ──テールカウルはすっきりとしたラインでまとめたミニマルな形状となっている。フラッシュサーフェイスで収められたテールランプはLEDでトライアンフのメーカーロゴを感じさせるデザインだ。ウインカーは前後とも細身のLEDでクリアレンズを採用している。 ──1万1250rpmで95psを発揮する水冷4スト並列3気筒エンジンは、3125rpm~1万1750rpmまでの範囲で最大トルク(7.04kg-m)の80%以上を発揮する。クラッチレバー操作力軽減と急減速時のリヤホッピング低減を実現するアシストスリッパ―クラッチも搭載。 ──マフラーはショートタイプでサイレンサーエンドは車体と同化するようなデザインでまとめている。アンダーカウル前から覗いて見える3本のエキパイが3気筒であることを主張。 ──爽快なスポーツライディングを提供するステップ形状。クイックシフターは非装備だが、オプションで上下双方向対応のものが装着可能となっている。 ──SHOWA製のφ41mmSFF-BP倒立フォークにφ310mmディスク+ラジアルマウントの対向4ポットキャリパーをダブルで装着。 ──リヤブレーキはφ220mm+1ポットキャリパー。前後ともホイールはアルミ鋳造の5本スポークで、ミシュラン製ラジアルタイヤのPOWER6を装着する。 ──リヤサスにはリモートプリロード調整機構付きのSHOWA製モノショックを採用。スイングアームは左右で形状が異なっている。 ●まとめ:ヤングマシン編集部(宮田健一) ●写真:長谷川徹 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。