【からつボート(モーニング)一般】優勝戦4号艇の和田兼輔「カドなら楽しみ」
<5日・からつボート・6日目> 和田兼輔は2日目に不良航法で減点はあったものの、予選道中は5連勝をマーク。減点をはね返す走りで、存在感を十分に示してきた。 6日目の準優は手堅く枠番通りの2着を確保。今年11回目のファイナル進出を決めた。 タッグを組む68号機は、節一の伸びを誇る。「エンジン勝率のプラス10%の足を目指しています」と連日懸命に調整に打ち込んだ。そして、「精いっぱいの仕上がり」と機力は整えた。 今年は9月に3Vと大暴れ。この頃から、「もう一段、二段、上のレベルに上がれたら」と調整の方向性に変化があると言う。「今まではとにかく伸びに寄せていたが、伸び一辺倒ではなく、ちゃんと出足も求めるようになりました」。そして、「上の人との力の差はすごいあるけど、レベルアップしたい」。まだないSGの舞台を目指して、もっと強くなりたいという思いは誰よりも強い。 「いい感触を来年に持っていけるように」。優勝戦は枠なりであればカド戦。「カドなら楽しみですね」とニヤリ。抜群の伸びがあれば、フルダッシュからの一撃に期待が高まる。