小池都知事が記者会見9月25日(全文1)新型コロナに打ち勝つための組織
東京iCDC内に院内感染時の支援チームを設置
それから3点目の取り組みでありますけれども、重症者の発生リスクの高い病院であるとか高齢者の施設などで院内感染などが発生した場合に、新たに感染対策支援チームを設置するというものであります。このチームですけれども、感染管理を専門とするお医者さん、医師、看護師などで構成をしまして、まずは15人程度で開始をいたします。 先ほど申し上げました東京iCDCの運営でありますけれども、これ一言で申し上げると新型コロナウイルスに打ち勝つための実践組織そのものになります。今後、大学、それから研究機関との共同研究であったり人材交流などを行いまして順次、体制を整備しながら、また機能を強化しながら進めてまいることといたします。 次に医療提供体制の状況についてお知らせをいたします。無症状、そして軽症、こういった方々を受け入れる宿泊療養施設でありますけれども、新たに稲城市内に東横INNさん、東横INN府中南武線南多摩駅前という名称でありますけれども、所在地は稲城市になります。こちらを開設するというお知らせです。これに、ここが加わりますと多摩地域での宿泊療養体制が、整備ができるということと、これで都内、合わせまして3000室を超える体制の維持ができるということであります。引き続き、無症状、軽症の方が宿泊療養を行える環境を切れ目なく確保してまいります。
1都4県テレビ会議で意見交換
また、10月1日からGo To トラベル事業、今日、分科会も開かれるということでありますけれども、基本的に対象地域に東京を加える方針がすでに示されているところであります。この感染拡大の防止と観光振興という、この両立が、図らなければならないわけですけれども、多くの方々が安心して観光や旅行を楽しめる、そのような環境を整えるということは極めて重要であります。そこで、東京との往来が従来から多いのが隣接4県であります。埼玉、千葉、神奈川、山梨。このあと、この4県の知事の皆さんとテレビ会議を実施いたしまして、意見交換を行うことといたします。1都4県にお住まいの方々が、普段も通勤されて、通勤、通学の方も多いんですけれども、旅行を安心して楽しめるように連携して取り組んでいきたいというのが基本的な考えであります。きのうも申し上げ、こちらですね、1都4県テレビ会議。このあとです。 で、きのうも申し上げました。現在、感染は幅広い世代に広まっているということと、その要因が家庭内感染であるということ。この家庭内感染をいかにして防止していくのかということは、もう外出先で基本的に感染防止対策を徹底して、家庭内でもそれを持ち込まないと。家庭でも手洗い、消毒、タオルは分ける、コップを分けるなど、別にしていただくなどの対策を万全に行っていただきたい。このことについては変わりがございません。 幾つかありますけれども、例えばこちら。タオル、歯磨き、コップなどは共有しないこと。それから小まめに手洗いをお願いします。それから定期的に換気をする。今日はこの3つをご紹介しましたけれども、東京動画などをはじめとして、また、さまざまなSNSなどを通じまして、今のような幾つかの項目を皆さんが忘れることのないように、もう日々お気を付けいただいてるかと思いますけど、反復しながらお伝えをしていきたいというふうに考えております。引き続きの、新しい日常、正しく予防、この意識を強く持っていただいて、大切な人を守るための行動をお取りいただきますように引き続きご理解、ご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。