小池都知事が記者会見9月25日(全文1)新型コロナに打ち勝つための組織
民間一時滞在施設に対する蓄電池購入補助
次に、今回、台風12号が結果的に太平洋側のほうをずっと、それたということで、ほっと、まずはしておりますけれども、ただ、これからもこのような災害、いつなんどきやってくるか分かりません。そこで停電時、去年も大変でしたよね、千葉や、また、島なども。無電柱化ならぬ、電柱が倒れて、その結果として停電が起こり、そしてまた、避難してきた方々が避難所に、携帯電話の充電で大変混乱していたという、そういうシーンを思い出すわけであります。昨年の台風第15号などで、千葉県などで、停電で多くの方々がスマートフォンの充電に大変困られた、そして情報が取得できない、連絡ができないという悪循環に陥ったわけです。 この教訓を踏まえて、停電時の電源確保の取り組みを進めているところで、今日はそのうちの2点をご紹介しておきたいと思います。まず1点目ですけれども、帰宅困難者を受け入れる民間一時滞在施設に対しての補助事業になっております。これは、帰宅困難者が安心して一時滞在施設にとどまっていただくためにも、家族の安否確認とか災害情報を集めるということもやはり必要になってくるわけですね。このために都は、昨年度ですけれども、緊急対策として都立の一時滞在施設にスマートフォンなどの充電のための蓄電池をすでに配備いたしております。今年度から新たにオフィスビルなどで、帰宅困難者を受け入れる民間の一時滞在施設のほうにも蓄電池などの購入費への補助も開始をしているということです。令和3年1月29日まで、こちらのほうを受け付けておりますので、積極的な活用をお願いしたいと思います。
自主防災組織の非常用電源確保に向けた助成も
それから2点目ですけれども、区市町村を通じて、例えば自治会、それからマンション管理組合など、自主防災組織などへの補助事業を行っておりまして、これも今年度からの新たな取り組みでありますけれども、自主防災組織が停電時に小学校や公民館などの防災活動拠点での充電が可能となるように、非常用電源の確保に向けた助成を行っているというものです。11月13日までが区市町村からの申請受付期間になっておりますので、お早めにそれぞれの自治会等々も含めて、区市町村にお問い合わせいただいて、積極的な活用をお願いいたします。 それから皆さん、それぞれ、ちょっとこちらでご紹介もしますけれども、結局、充電の口のプラグっていうか、そこって形状が携帯の機種によって微妙に違うわけですね。ですから、もうそもそも、いわゆる緊急用のパッケージなどを皆さんもそれぞれのご家庭で準備されてると思いますけれども、できるだけこの充電のためのツールについては、もう非常用というので一緒に入れておかれたほうがよろしいかと思います。じゃあ、ちょっとこちら紹介してください。ここに大きくありますのが、こちらがまず蓄電池になっています。で、そこから? A:電源が供給されてきて、こちらで充電器のコードをスマートフォンにつないでいきます。こういう形で充電ができます。 小池:で、その口がいろいろと、さっき言いましたように機種によって違いますので、さまざまな種類が。 A:こちらがAndroidですね。こちらはiPhoneです。あとはいわゆるガラケー、携帯電話にもつなげられます。 小池:ということで、よいしょ。この辺など全部。 A:3ソケット。