<怪獣8号>守るための強さ、保科副隊長がついに実力のヴェールを脱ぐ「近接最強」「好きなるしかない」
アニメ「怪獣8号」(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系列ほかにて放送/X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第8話「防衛隊へようこそ」が6月1日に放送された。怪獣8号に変身していた日比野カフカ(CV.福西勝也)は戦場から離脱したと思った矢先、副隊長・保科宗四郎(CV.河西健吾)に見つかってしまう。ヴェールを脱いだ保科の実力に、視聴者からは「かっこよすぎ」「つっよ!!!!」と感嘆が相次いだ。今回はそんな保科の姿を追っていきたい(以下、ネタバレを含みます) 【写真】保科のトレーニング姿に、自分の首が刎ねられるイメージを見て震えるカフカ(CV.福西勝也) ■怪獣8号を圧倒した保科の実力 前話、怪獣9号(CV.吉野裕行)との戦闘後、保科に見つかってしまったカフカ。保科は殺気を込めて、怪獣8号の討伐を宣言する。これまで保科は隊の指揮を担当して、戦闘に加わることはなかった。唯一見せたのは余獣を細切れにしたくらいだ。普段は糸目のお笑い大好き人間で怖さを感じさせることもない。しかし、隊長、副隊長は隊の最大戦力。カフカはそれを身をもって知ることになる。 人間技でないすさまじいスピードで次々に攻撃を加えてくる保科に対し、保科を傷つけたくないカフカは防戦に終始する。それでも守るどころか体はやすやすと切り裂かれ、コアの位置も露見してしまう。考えてみれば、保科は亜白ミナ(CV.瀬戸麻沙美)の横に並んでいる存在。あの破壊力と同等の戦力を近接格闘に秘めているとなれば、強いのは当たり前だ。 ヴェールを脱いだ実力に、SNSには「目を開いた副隊長、つっよ!!!!」「短刀二刀流かっこええ!」「近接最強」といった声が流れる。そして、見えない2連撃を囮に、3連撃目がカフカの胸を着る。しかし、この一撃はカフカに読まれ、保科は怪獣8号の討伐に失敗。カフカは何とか逃げおおせることができた。 ■強さは守るためにある、カフカが見た保志の姿 執務も多い隊長のミナに代わり、保科は隊員たちと積極的に交流し、目配りも欠かさないでいる。初任務の慰労会に顔を出していたのもそうだが、これまでも深夜の見回りを行っていたり、訓練の様子から市川レノ(CV.加藤渉)の可能性にいち早く気づいてもいた。そして、カフカを正隊員に推薦してくれたのも保科だった。スーツの解放戦力値だけが全てではない。頑張りもしっかり認めてくれる。保科はそういう男だった。 また、保科家は先祖代々、怪獣討伐を行ってきた家系だが、彼が強いのは日々のたゆまぬ努力があってこそのものだということも、深夜のトレーニングルームで描かれた。カフカがそこで見たものは、8号対策に戦闘の再現トレーニングを行う保科の姿だった。しかも、顔に汗を浮かべていることから幾度も反復していることも伺えた。 もし保科が最初から全力だったら、自分は倒されていたかもしれない。首を刎ねられるイメージを見て、思わず腰を抜かしてしまうカフカ。しかし、それと同時に、保科が背負っている覚悟にも尊敬の念を覚える。保科は市民を守ることはもちろん、隊員たちも守ろために戦っていたのだ。 そんな保科に対し、放送後には視聴者からも賞賛の声が集中。「保科副隊長がかっこよすぎヒィヒィ言いながら見てました」「努力を惜しまない姿、きつい事言いつつも部下思い、どこまでも強い。普段の飄々とした姿。好きなるしかない」「普段モードと本気モードでは違い過ぎてギャップが凄い」などの声があふれる。一方で、「心配なのは保科副隊長にめっちゃ死亡フラグが出てること」「まさかまさか保科副隊長が…?次回が怖い」などのコメントも寄せられている。 ■文/鈴木康道