私の母は、電子レンジに「2個まとめて」入れてチンしてます。個別に温めるより節約になるのでしょうか?
電子レンジを賢く使うと大幅節約になる?
温める個数による電気代の差はみられませんでしたが、電子レンジの使い方によっては大幅な節約効果が期待できます。経済産業省の資源エネルギー庁では、料理の下ごしらえや仕上げに電子レンジを活用する方法を推奨しています。 例えば、野菜の下ごしらえをする場合、ガスコンロから電子レンジに変えると、光熱費がかなりおさえられます。同庁によると、100グラムの食材を、1リットルの水(27度程度)に入れ沸騰させ煮る場合と、電子レンジで下ごしらえをした場合の節約目安額(年間)は表1の通りです。 表1
出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約」を基に筆者作成 普段の調理方法を少し変えるだけで、簡単に光熱費が節約できます。また、普段から電子レンジをきれいにしておくことも大切です。電子レンジの内部をきれいに保つことでマイクロ波を食品にしっかり届けられるため、無駄な電気の使用を防げます。 電子レンジを賢く利用すれば、調理の時短になるだけではなく節約も狙えるでしょう。
個別に温めても2個同時にチンしても電気代は変わらない|賢い使い方で節約しよう
電子レンジで2個まとめて温めるときは、個別に温めるときの倍の時間がかかるため、電気代の差はほとんどないことが想定されます。 2個同時に温める際は、食品の置く場所を離すとむらなく温めやすくなります。一部が温まらずに何度も温め直す方が電気代はかさむため、同時に電子レンジで温める際はぜひ試してみてください。 また、電子レンジは使い方によって大幅な節約効果が期待できます。料理の下ごしらえや仕上げで使用する方法を国も推奨しているため、調理の時短をしながら光熱費が節約できる可能性があります。ライフスタイルや調理方法に合わせて、賢く電子レンジを使用しましょう。 出典 経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 電子レンジ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部