その持ち方、大丈夫? 「スマホ指」と「スマホ腱鞘炎」、医師が教えるセルフチェック法
まず、スマートフォンを操作する際に使用する親指を内側に入れ、包み込むように手を握ります。
そのまま腕をまっすぐ伸ばし、握った手を前に倒したとき、手首周辺に痛みを感じる場合は、“スマホ腱鞘炎”の疑いがあります。 実際にこのセルフチェックを街の人々にやってもらったところ、「結構(手首が)張りますね」「痛いです」など手首周辺に違和感を感じる反応が。痛みを感じたという人からは、「(スマートフォンを)まぁまぁ使ってる自覚あるんで、しゃーないかな…」と、納得する声も寄せられました。
ソフトバンクニュースでは、スマートフォンの持ち方について、「両手で持ち、両手で操作」することを推奨。また、「片手で持つ場合は、小指を下にかけず、操作は反対の手の指を使う」ことで、手や指の一カ所だけに負荷が集中することを避ける方法を紹介しています。 “指一本だけ”で支えないことが大事だというスマートフォンの持ち方。しかし、痛みが気になる場合はどうすれば良いのでしょうか。
『中日病院 名古屋手外科センター』西塚副院長は、「スマホの使用を控え、湿布などで処置を」と痛みが生じた場合の対処法を話します。続けて、「ひどい痛みが続く場合は、ステロイド注射や、十数分で終わる切開手術もあるので、整形外科医など専門医に相談してほしい」と、痛みの度合いに合わせた対処を紹介しました。