【富裕層】「純金融資産1億円以上」の資産家は日本には何パーセント?元銀行員が目撃した「ホンモノのお金持ち」の共通点
【お金のプロが解説】賢く資産を築く「資産運用」のポイント
資産運用と一言で言っても、その選択肢は多岐にわたります。 それぞれ投資する金融商品によって特徴も異なる上に、運用して得られるリターンとリスクも変わってくるので混乱される方も少なく有りません。 これから資産を築いていこうと考えている方に向け、重要な二つのポイントを解説していきます。 一つ目は「時間」です。資産運用は時間を味方につけることが重要です。 同じ金額でも1年間運用するのと20年間運用するのでは、20倍以上の差がつく可能性があります。 資産運用において考慮すべきは「複利の力」。増えた利益を再度、投資に回すことで資産は雪だるま式に増えていくことになります。これを複利効果といいます。 時間が長ければ長いほど、複利効果は大きくなるため、より資産を増やしやすくなるといえるでしょう。 二つ目は「分散」です。資産運用にはリスクが存在します。一般的にリターンが高いほど投資効率が良く、資産が増えるスピードは早くなりますが、その分リスクも高くなります。 そのため、リスクに備え、地域や資産を分散させることが重要といえるのです。 金融商品にはそれぞれメリット・デメリットがあります。相互扶助ができるように資産全体のバランスをみながら、資産運用について考えていくことが大切です。
【参考】世帯年収1500万円の割合は全体の2.4%! 40歳代が男女ともに最多
株式会社博報堂「新富裕層“インカムリッチ”生活者調査」レポート」によると、世帯年収1500万円以上の割合は、全体の2.4%でした。 ちなみに、構成比率について最も多いのは男女ともに40歳代でした。
参考資料
・株式会社博報堂「新富裕層“インカムリッチ”生活者調査」レポート」(PRTIMES) ・株式会社野村総合研究所「日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」
神田 翔平