北朝鮮の新首相に朴泰成氏 党中央委で主要幹部交代
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は23~27日に金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)らが出席して朝鮮労働党の重要会議である中央委員会を開き、金徳訓(キムドクフン)首相を解任し、党副委員長などを務めた朴泰成(パク・テソン)氏を新首相に任命した。朝鮮中央通信が29日に伝えた。 朴氏は昨年のロ朝首脳会談に同席するなど、金正恩氏の主要活動に同行してきた最側近の1人。党政治局常務委員を兼ねる。 また、副首相には金正官(キム・ジョングァン)氏、資源開発相にクォン・ソンファン氏、商業相にキム・ヨンシク氏をそれぞれ任命するなど、主要幹部を交代した。 中央委は崔善姫(チェ・ソンヒ)外相と李永吉(リ・ヨンギル)軍総参謀長を党中央委員会の政治局委員にあてる人事を発表した。崔氏はロ朝関係の格上げへの功労が認められたとみられ、李氏はロシアへの北朝鮮兵派遣と関連した措置とみられる。
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