熊谷真実さんが語る「甘え上手ってどんな人?」|作家LiL対談連載「生きるセンス」
年齢を重ねた女性の輝く姿は私たちに勇気をくれる――LiLyさん
LiLyさん(以下、L):さて、真実さんを目の前にして、私があらためて驚いているのが、スタイルが20代!! 熊谷真実さん(以下、M):わ、ありがとうございます! L:40代になって、お肉がつく場所が昔と変わることを体感していて。努力なしに“若々しい腰回り”って無理なんですよ。だから改めて尊敬です。体型維持のために心がけていることってあるのですか? M:一度、10日間の断食道場を体験したことが大きいかもしれません。 L:断食って、すっごく興味あります。 M:太りたくないというよりも、年齢的にも病気で一気に痩せてゲッソリしまうことがあるでしょう? そのときに痩せたって思われすぎないために、最初から痩せておこうと思ったんです。 L:動機が面白すぎます(笑)。 M:髪を明るく染めたのも同じ理由(笑)。病気になって入院した時を想像したら、白髪と黒髪のプリンになった頭で病院から記者会見をしている自分の姿が頭に浮かんで。これはまずい、最初から髪も明るく染めておこう、と。 L:急激な痩せすぎ防止と入院時のプリン対策の結果、若返ったってすごい面白いです! その結果、入院どころかグラビア撮影へと人生が進んでいったのも素晴らしすぎる! M:あはは! 実はあれも偶然というか、夫が撮ったビキニ姿の写真が、自分で見ても悪くないと思えたものだったので、勇気を出してマネジャーに見せてみたんです。すると「すっごくきれい!」って言ってもらえて。それで背中を押された気分になって、SNSに上げてみたら、すぐにオファーをいただいたんですよね。 L:あの姿は、まさに女神でした! 年齢を重ねた女性がキラキラしていたり、美しい状態をキープしていると、勇気をもらえます。日々運動を頑張るモチベーションにもなります。人生はこの先もずっと楽しい! って思わせていただける先輩の背中って、何よりのプレゼントなんです。