「未婚ですが、41歳で閉経しました」その後、結婚した男性の目的が「生」と「介護費用節約」だったという地獄
しかし、これから何が起こるのか知る由もなかった当時のあゆみさんは、結婚の挨拶をするために手土産を携えて、どきどきしながら相手の自宅へと足を踏み入れた。 「昔は祖父母や曾祖父母、親戚などが同居していた時期もあるとかで、かなりのお屋敷でした」 立派な建物に圧倒され、「なかなかの家柄のようだな」と思ったあゆみさんは、彼の親との対面を前にひどく緊張したという。 「でも出鼻をくじかれました。両親揃って迎えてもらえるはずが、お義父さんの姿はありませんでした」 義母はダイニングの自分の席に座って、品の良い笑顔を見せていたが…… 「お義母さんはどこか弱々しく、私がお邪魔している間、一度も席を立ち上がらなかったんです。むくんだ顔に不自然に厚化粧をしていて、ちょっと不気味な人だなと思いましたが、今思えば無理して寝室から出てきてたんですね。ほぼ寝たきりであることがバレないように。もしかすると、夫がそのように命じたのかもしれないですね」 結婚話が順調に進んで幸せの絶頂にあったあゆみさんだが、このあと彼女を待ち受けていたのは、予想だにしなかったみじめで屈辱的な展開だった。 続きは、☆☆後編はこちら☆☆で詳報する。 取材・文/中小林亜紀 ※この記事は取材に基づいていますが、取材対象者保護の観点から必要に応じて編集を加えておりますことをご理解ください。
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