間違った顔剃りで“ビニール肌”になってない!?「やってはいけないNG行動3つ」
あとちょっと頑張れば、劇的に見た目や肌が変わるのに、肝心なところで手を抜いてしまう「ざんねん美容女子」。その生態と、明日からステキ美容女子に生まれ変わるための方法を伝授。今回のざんねん美容女子は、1ミクロンの毛も許せなくて、毎日のように根こそぎ顔剃りする女子。 〈画像で見る〉正しい「顔剃りのやり方」徹底解説!
ざんねん美容女子
1ミクロンの毛も許すまじ! 毎日のようにお風呂で根こそぎ顔の産毛を剃ろうとする女子 肌への負担<毛撲滅。1ミクロンの毛だって許せない! お風呂で顔の産毛を剃るのが日課で、鏡を見ながら肌をぐいーっと引っ張り、もちろん容赦なく逆剃り。おかげで毛はないけど、永遠に理想的なハリのある肌にはなれない。
それ、絶対NG!
教えてくれたのは…慶田朋子先生 銀座ケイスキンクリニック院長 皮膚科専門医の立場から、あらゆる肌悩みに応えてくれる頼もしい先生。ご自身も多毛な家系で、実父の腕の剛毛に蚊が絡まって死んでいたこともあるというスペシャルエピソードを持つ。ちなみに父親の体毛の濃さ・薄さは娘に遺伝する傾向にあるそう。
やりすぎの顔剃りは、キメのないビニール肌を生みます!
角質を削ぎ落とす勢いで根元からしっかり剃ってしまうのはNG! そして、顔剃りは2週間に1度ぐらいで十分。それ以上の頻度になると角層の代謝が追い付かず、キメのないペカペカしたビニールのような肌質感になってしまいます。こうなってしまうと、もとに戻るのに6週間ぐらいかかってしまいますから十分気をつけて。
顔を剃るときに絶対やってはいけないNG行動
1.お風呂上がりなど、顔が濡れた状態で剃らない! 慶田朋子先生 お風呂場で剃るという人も多いと思いますが、肌が濡れている状態で剃刀の刃を当てると剃りすぎてしまい、角層までごっそり剥がしてしまうことも。顔剃りは化粧品も塗らず乾いた状態で、産毛だけをそっと取り除くように行うのが基本。
2.1日1回は剃りすぎ! 必要な角質まで削ぎ落とされます
慶田朋子先生 どんな健康肌の人でも1日1回は多すぎ! 2週間に1度で十分だと思います。やりすぎると必要な角層まで削ぎ落とされてしまい、キメがなくなってペカペカしたキメのないビニール肌になってしまうことも。
3.逆剃りNG!
慶田朋子先生 毛穴に逆らうように刃を当てるのはダメ! 深剃りの原因になり、肌荒れやニキビ、乾燥などの肌トラブルの原因になります。そしてシェーバー後は必ずしっかり保湿を。 肌あたりがよく、乾いた状態でも使える電気シェーバーがおすすめ。なるべく毛穴の向きに沿って剃りたいけれど、頬は顔の内側から外側に向かって刃を動かしてOK。角層を傷つけないように、産毛だけを飛ばすようにすれば肌ダメージも最小限で済む! 撮影/伊藤泰寛 イラスト/香川尚子 取材・文・構成/剱持百香 Edited by 髙橋 ミチル
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