プレミア2年で“5ゴール”のみ パターン読まれているマンU・アントニーは「右足をもっと使わないとトップ選手には……」
カットインだけでは戦えないか
左利きのアタッカーが右サイドに入り、そこから中へカットインしてシュートやクロスを放つパターンはサッカー界でよく見られるものだ。 しかし、そのパターンは相手DFも分かっている。トップレベルで活躍するには、カットインを封じられた際の引き出しが必要となる。 マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWアントニーが苦戦している理由も、そこにあるのではないか。アントニーは2022年にマンUへ加入したが、プレミアリーグではまだ5ゴールしか決めていない。左足でボールを扱うテクニックには定評があるのだが、なかなか決定的な働きが出来ないでいる。 マンUは27日にアーセナルとのプレシーズンマッチを戦っており、アントニーも途中出場した。しかし、ここでも決定的な働きは出来なかった。 この試合後には、サポーターからもっと右足を使ってほしいとの要望が出ている。カットインが封じられたのであれば、縦へ突破して右足でクロスとの選択肢もあるはずだ。 「毎回左足でカットインしてするのではなく、右足をもっと使い始めないとトップ選手にはなれないだろう」 「新しいことを学ぼうとしていない」 ウイングとして引き出しが少ない状況になっており、相手DFにはパターンを読まれている印象だ。プレミアリーグでは壁にぶつかってしまったが、打開策はあるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部