Googleの新AI「Gemini」は、ChatGPTとどう違うのか?独自のアドバンテージを検証
誰でも利用できる!
いまのところ、Geminiはまだ実験段階のベータ版ですが、誰でも利用可能。gemini.google.comを開いてサインインするだけです。 Googleは現在もGeminiに改良を加えており、今後もそれを続ける予定。そのため、Geminiが受け取るレスポンスやクエリ、タスクはどれも、Googleのエンジニアたちによってレビューされ、Geminiがユーザーの質問からもっと学べるよう役立てられることになっています。
対応言語は40以上
現時点では、40を超える言語に対応しています。今後さらに追加されるかどうかについて、Googleはまだ何も発表していませんが、Googleヘルプのこちらのドキュメントによると、現在は次の言語で利用可能となっています。 アラビア語、ベンガル語、ブルガリア語、中国語(簡体字、繁体字)、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エストニア語、ペルシア語、フィンランド語、、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、グジャラト語、ヘブライ語、ヒンディー語、ハンガリー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、カンナダ語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、マラヤーラム語、マラーティー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、ロシア語、セルビア語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スワヒリ語、スウェーデン語、タミル語、テルグ語、タイ語、トルコ語、ウクライナ語、ウルドゥ語、ベトナム語 (この記事の執筆時点では、有料版の「Google Gemini Advanced」が最適化されているのは英語だけのよう。ただしGoogleによると、Geminiがサポートする言語であれば、動作はするようです)
画像も入力、出力可能
ChatGPTのように、Geminiもまた、基本的な質問に答えたり、コーディングを手伝ったり、複雑な数学の方程式を解いたりといったことができます。 2023年7月にはマルチモーダル検索機能が追加されたので、テキストだけでなく画像も入力できるようになりました。この機能がほかの機能と連動することにより、逆画像検索もできるようになっています。 また、Googleのオンライン検索の結果から引き出された画像を回答に含めることも可能。 さらには先日、Googleの「Imagen」モデルを使って、画像を生成する機能も追加されました。Geminiに「画像を生成して(create an image)」と言えば、この最新機能を利用できます(執筆時点ではまだ日本語に未対応)。 この新機能の登場により、同じく画像生成機能を搭載するライバル・ChatGPTとの争いはさらに激化しています。