【24年4月から】ゆうちょ銀行の「硬貨取扱料金」が値下げ! コツコツ貯めた小銭貯金「11万円」を預けると、手数料はいくらになるの?
少しずつ貯めた小銭をまとめて銀行口座に預け入れるときに、枚数によって手数料がかかることをご存じでしょうか? 小銭の枚数が多いほど手数料がかかり、金融機関によっては手数料が高額になってしまうケースもあります。 24年4月から、ゆうちょ銀行での硬貨取扱料金が値下げされました。本記事では、値下げの概要と小銭貯金を預けたら手数料はいくらになりそうかシミュレーションします。 ▼実家で子ども時代の「通帳」を発見! 引き出しは可能なの?
ゆうちょ銀行の硬貨取扱料金はいくら値下がりしたの?
ゆうちょ銀行の硬貨取扱料金(預け入れ・払込みなどで硬貨を利用するときの手数料)はいくら値下がりしたのでしょうか。値下げ前と比較してみましょう。 <24年3月31日まで> ●1枚から50枚まで:無料 ●51枚から100枚まで:550円 ●101枚から500枚まで:825円 ●501枚から1000枚まで:1100円 ●1001枚以上:500枚ごとに550円加算 <24年4月1日以降> ●1枚から50枚まで:無料 ●51枚から100枚まで:無料(550円の値下げ) ●101枚から500枚まで:550円(275円の値下げ) ●501枚から1000枚まで:1100円 ●1001枚以上:500枚ごとに550円加算 値下げ前と比較すると500枚までの取扱料金が安くなっており、特に51枚から100枚までの手数料が無料になったことは利用者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
小銭貯金11万円を預けたら、手数料はいくら?
例えば、小銭貯金11万円(500円玉150枚、100円玉350枚の合計500枚)を金融機関の窓口で預けたら、手数料はいくらかかるのでしょうか。ゆうちょ銀行と、他の金融機関(都市銀行・地方銀行)とを比較し、図表1にまとめました。 図表1
各社HPを基に作成 図表1のように、それぞれの金融機関によって硬貨での窓口入金手数料が異なります。窓口ではなくATMで硬貨を入金すると手数料がかからない銀行もありますが、1日でのATM硬貨入金枚数が制限されているケースもあるので注意が必要です。